学校では教えてくれない年金の話

日本年金ブログを開設したわけ

 皆さん初めまして😃日本年金ブログをご覧いただきまして誠にありがとうございます。このブログでは日本の年金制度についてシリーズでお話をお届けしたいと思います。
 ところで、皆さんは年金について考えたことがあるでしょうか?世間やマスコミでは「年金って将来貰えるの?」やら「20歳になったら年金を払わないといけないの?」という疑問がよく取り上げられています。最近では年金制度といわゆる『老後2000万円問題』がセットで報道される事が多い気がします。老後の生活にとって年金は重大な関心事であることは言うまでもありません。
 そんな年金制度ですが、よく考えてみると「年金って学校ではあまり教えてくれなかったなぁ」ということに気付かされます。
 後述する障害年金や遺族年金といって若年者でも受給できるものもあります。そうです。年金っていうとなんだかお年寄りのもので若者には遠い日の事であるととらえがちですが、一家の大黒柱のお父さんが不幸にも亡くなってしまった家族や障害を持ちながら生活している人等にとってはめちゃくちゃ大切なものなんです。
 筆者は昔働きながら社会保険労務士資格を取得した経験があります。
 試験対策で年金科目を勉強していた時に社労士試験の専門学校に通っていたのですが、ある時「日本の年金制度なんて矛盾だらけですよね。」と社会保険労務士の先生と話したことがあったのですが、「なぜそう思うのですか?よく考えられた制度だと思うのですがねぇ。君が勉強して気づいた矛盾について良かったら聞かせてくれないかな」と返されてしまいました。
 今でも忘れないやり取りですが、年金って勉強すればするほどよく考えられた制度って事がわかってくるので単純に「矛盾だらけ」っていってた自分がただただ勉強不足って露呈してたのでした。恥ずかしい話ですね。
 だから年金なんて貰えないとか将来破綻してしまうから納めないとかいう人がいると悲しくなります。
 なぜなら年金制度は長年の国民の声や国会での議論が積み重なってできたものだからです。そんな簡単に破綻したら悲しすぎますよね。また、国民皆年金なのは世界的にもめずらしいのですが、なぜそうなったのでしょうか。この点については後述することとしましょう。
 実際には制度設計が時代に合っているのかという議論があることを知ったのは最近のことです。
 マスコミは少子高齢化の中で年金制度が持続可能なものとするための国会議論や年金積立金の運用には興味を持って報じます。
 それも非常に大事なことなのですが、一方で年金がいつどんな時に支給されるという基本的な事をマスコミが意外と報じないことも残念な問題だと筆者は感じました。だから年金制度に対する老若男女の意識が年金制度に向きにくいのかなぁと感じています。
 例えるならば自分が契約した生命保険の会社の経営が傾いたとします。あなたとしたら倒産されてお金が返ってこなければ大変な事態です。(そもそも契約した生命保険の契約条件(商品価値)なんて忘れている人も多いかもしれませんが笑。)そこで慌てて生命保険契約を精査したら無駄な契約だったので解約した結果、余計な支出が減って得したとなるかもしれません。笑
 しかし、公的年金は国が無くならない限り破綻しないことが大前提です。また、国民皆年金なので原則として個人の自由意思で解約できません。国が強制的に年金への加入を義務付けているのです。義務だけ背負って国民の権利は放棄するなんてありえませんよね。
 筆者がブログを記載しようと思ったのは公的年金の商品価値(例えが悪ければすみません)を少しでも知っていただくためです。知れば知るほど納めたり給与から引かれている年金保険料が決して無駄ではないことが分かってもらえるはずです。
 筆者は社会保険労務士として活動はしていないのですが、仕事がら資産運用や年金について顧客から相談を受ける事が多々あります。
 これまで経験した年金相談事例や知っておきたい年金の話を記載していきます。
 皆様がこのブログに興味を持って最後まで楽しく読んでいただける事をお祈り申し上げます。




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